「海精会」は「海外交流を通して日本の精神医療を考える会」の略称で海外交流と日本の精神医療に強い関心を もち日精協会員及び将来日精協会員になろうとする会員で組織されています。

        

2015-01-01

謹賀新年【平成27年元旦 新年のご挨拶】

謹賀新年

会員の皆さま新年あけましておめでとうございます
皆さまには、お健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

海精会は今年度 創立30周年を迎え、昨年11月20日(木)パレスホテル東京にて記念講演会ならびに記念式典を開催させて頂きました所70名余りのご参加があり、公益社団法人日本精神科病院協会より山崎会長、参議院議員の木村義雄先生にもご臨席を賜り、とても盛会となりました。

私は今年度で役員を退任させて頂きますが、残り3か月の活動も責任を持って取り組んで参りますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

本年も皆さまのご健康とご多幸を、会員病院のご発展を祈念致しまして、年頭のご挨拶とさせて頂きます。

               会長 長尾 喜一郎

【今後の予定】
平成27年1月30日(金)18:30~病実研(東京ステーションホテルにて)
 「経営実態調査報告会」
平成27年2月19日(木)18:00~病実研(銀座東武ホテルにて)
 「未定」
平成27年3月13日(金)タイ・バンコク海外研修
 (在タイ日本国大使館)
平成27年4月23日(木)平成27年度総会・新役員選挙(銀座東武ホテル)



謹賀新年

明けましておめでとうございます。
昨年はデンマークの海外研修を始め、海精会創設30周年記念式典、病実研等多数の会員の皆様方に参加して頂き大いに盛り上がりました。
本年も昨年以上に海精会活動を通して日本の精神科医療を考え、臨床の現場に生かしたいと思います。
長尾会長のもと副会長として微力ながら海精会に貢献できればと思います。
海精会は次世代を担う若い精神科病院の経営者の集まりです。海精会活動に参加することにより、会員の皆様のポジティブなオーラ集結し、互いにプラスの影響を受けながら元気になりましょう。
本年もよろしくお願いします。

               副会長 佐藤 仁


 
 海精会の皆様、新年あけましておめでとうございます。2015年が皆様にとって実り多いものになりますように祈念いたしております。
 昨年、海精会創立30周年という節目を迎えました。創立20周年の際には、第5代会長の渕野勝弘先生の元でカンボジアの病院に精神科の図書を寄付しました。そこで、カンボジア、プノンペンのクメール・ソビエト・フレンドシップ病院へ、その後の様子を見に、昨年7月に長尾会長、吉牟田30周年記念実行委員長、谷野副会長等とともに行って参りました。正直、カンボジアの知識は全くと言っていいほどなく、気軽な気持ちで出かけたのですが、お世辞にも恵まれているとは言えない環境下でも、真摯に医療に取り組む現地の医師の方々との出会いに胸を打たれた次第です。カンボジアでは、国民の1/3以上が戦争のために命を落としています。特に、ポル・ポト政権が行った虐殺では主に知識層がターゲットにされてしまいました。その後生き残った数少ない医師が混乱した状況の中で治療を行い、学生たちを教育し今に至っています。海精会がかつて寄付した図書も10年が経ち、内容的にも少々古くなってしまいましたが、他に図書がないために未だに大切に使われています。薬物療法も、日本では今となってはレジェンドクラス(?)の薬剤が現役で処方されていましたw) !#
そんな中でも、治療現場では、前向きにそして懸命に今やらなければならない仕事を全力で取り組み、効果をあげています。現在、日本では最新の医療を行っているはずなのに、治療効率に関してはプノンペンの方が良いようにさえ感じました。医師として、どんな状況下におかれても、出来る範囲の最善を尽くして患者の治療を行うという医療の根本を問いかけられている様な印象を強く抱きました。
 2015年は、初心に戻って仕事に邁進したいと考えています。海精会におきましては、これまでの歴史を大切にしながら、新たな一歩を踏み出して行けますよう、皆様の御役に立てたらと考えている所存です。本年もご指導のほど、どうぞよろしく御願い致します。

               副会長 植松昌俊



あけましておめでとうございます。
よき新春をお迎えのことと、お喜び申し上げます。

昨年は海精会にとって創立30周年の記念すべき節目の年となりました。

記念式典に先立ち、昨年7月には「海精会ライブラリー」を訪ねる目的でカンボジア視察が行われ、私も同行させて頂きました。プノンペンの国立Khmer Soviet friendship hospitalに設置された「海精会ライブラリー」で、使い込まれた書籍を前に感慨もひとしおでした。

創立30周年記念式典は海精会の歴史を振り返る大変よい機会となりました。私も含め20周年以降に入会された会員の皆様は特にそのようにお感じになられたのではないでしょうか。

甚だ微力ではございますが、皆様と共に、これからも海精会を益々盛り上げていきたいと思っております。

末筆ながら、本年が皆様にとって幸多き年となりますようお祈り申し上げます。
本年もよろしくお願いいたします。

               副会長 谷野亮一郎